線路は続くよどこまでも

DSC_03101日に2本しか走らない電車の発車時刻は誰に聞いてもわからない。とりあえず前日に手配しておいたtuk tukに朝早くから40分ほど乗って駅へ向かう。カウンターでチケットをお願いする。「Thaziまで。」運賃は(相場より何倍も高い)“外国人料金” が設定されているとLonely Planetには書いてあった。丸一日電車に乗るから少しでも乗り心地が良いほうがいいだろうと、私は “外国人が乗るべき” アッパークラスの座席をリクエストしたけれど、地元の人と同じ料金の小さな額のみ請求された。確かな情報なんてないものだ。

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アッパークラスには私一人しか乗客はいなかった。なんか寂しくなっちゃって、これならみんなと同じ座席にすればよかったななんて思っていたけれど、始発の駅を朝出発し、夜までの長い道中、このがらんとした箱も停車する駅で少しずつ人を拾い、午後にはアッパークラスもなにもないではないか、というくらい賑わい合った。

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電車はガタンゴトンと大げさな音を立て、コントかと笑ってしまうほどわたしを左右に揺らしながら素晴らしい山あいの景色の中を縫うように走ってゆく。ぐる~っと弧を描くときには皆が窓から顔をだし弓なりに反った電車とそのバックの山や谷底を眺める。列車は、ときにスプラッシュマウンテンのごとく岩肌がむきだしの崖すれすれのところを通り抜け、ときに赤土の大地を走り、ときにキャベツ畑、ときに牛の放牧を眺め、ときに子どもたちが振る手に応える。いま、わたしはトレッキングルートを逆戻りしているんだと実感する。あのとき見た景色をこうして もう一度別の形で味わう。その贅沢さ。

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