夜明けの朝市

出会う人出会う人、次の行き先はあそこか、もしくは、あそこからここへ来たのか、と何度も聞かれた。わたしはどうしてもそこへ行かなきゃいけない、世界三大仏教遺跡はやっぱりこのわたしでも見ておきたい気がした。みんなが口々に語る仏教寺院と その後ろに沈んでゆく夕陽の素晴らしさ。わたしはある日、そのBaganという「日本でいう京都のような」土地へ行く計画をくしゃくしゃっとしてゴミ箱へ放り投げた。何かが欲しいときは何かを捨てなければならない。

DSC_0565 わたしは長い1日の電車の旅のあと、翌日早朝から移動してヤンゴンの次に大きな都市へ出た。1日2本しかないバスに 時間帯うまく乗り継ぎができず 結局もう1日移動に時間を費やして、とうとうHsipawという町まで北上した。kiraと歩いたトレッキングの時よりも、もっとAuthentic(手付かずの本物)な民族に会うために、少なくとも4日は歩き続けたい。夜に到着し決めたゲストハウスのオーナーは、ゲイっぽい所作で かつ 話すときはいつもあごを少し持ち上げて目を細めて上から人を見下ろすような話し方をする。なんだか好かないなと思ったシャン族の中華系の顔をしたその小綺麗なオーナーが教えてくれた場所へ わたしは翌朝出掛けた。夜明けに蝋燭の火が灯される朝市。

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朝市は道の端から端まで50メートル走よりも少し長い距離の一本道でやっていた。わたしはそこを何度も何度も あたりがすっかり明るくなるまで往復していた。マンゴーは3個で1500kyatだっただろうか。1個あたり50円ほどだったと思う。野菜や果物はとても新鮮でたくさんの人が竹で編まれたカゴを手に、傘を頭にかぶって行き来していた。バイクの両側に信じがたい量の荷物をくくりつけて帰っていく人がたくさんいる。日本のスーパーではトマトがプラスチックトレイの上に置かれラップをかけて商品棚に並べられている。ゴミが増えるからプラスチックトレイもラップも要らないんだよなといつも思う。その余計だと思えるラッピング工程をゴミ箱へポイッと投げ捨てたら、プラスチックトレイとラップのゴミを私たちがポイッと捨てることもなくなるのだけど。

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